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クイックマッサージや整体院・整骨院、カイロプラクティックなど、

一般的に「マッサージ屋さん」と呼ばれている

療術業界の市場規模をご存知でしょうか?

はじめに、厚生労働省や統計局のデータを基に、

巷に存在している療術業界の「市場推移」や「施術所数」をご紹介します。

【市場推移】

・2012年 3.92兆円

・2013年 4.00兆円

・2014年 4.08兆円

2012年にはその市場規模は約4兆円となり、年々増加傾向にあることが分かります。

現代の日本は健康増進・予防を推奨しているため、

この市場は今後も増加することが見込まれ、

2020年には10兆円規模になると推測されています。

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【施術所の数】

・柔道整復:42,431件

・あん摩・マッサージ、指圧:19,880件

・はり及び灸:23,145件

・あん摩・マッサージ、指圧、はり及び灸:37,185件

・整体、カイロプラクティック、リラクゼーションサロン:76,430件

・合計:199,071件

(※2014年度データに基づく)

この数はコンビニエンスストアよりも多い数で、

市場推移と同様に今後も増加傾向にあると見込まれています。

・・・ここまで療術業界が発展したのには、

現代人の運動不足やデスクワークの増加、

さらにはスマートフォンの普及が大きく影響しています。

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というわけで、今回は最近注目されている「巻き肩」にフォーカスを当て、

その原因や治療法と合わせ、予防方法を詳しくご紹介します。

巻き肩とは?

最近注目されている「巻き肩」という症状をご存知でしょうか。

巻き肩とは、肩の関節が前方に巻き込まれ、

背中の両側にある肩甲骨が外方向に開いてしまっている状態を指します。

文章で読んでみると、かなりえげつない状態に聞こえますね(笑)

 

・・・最近ではそういった巻き肩に悩まされて方も増えてきています、

巻き肩は、「スマホ肩こり」「スマホ巻き肩」という別名を持つほど、

現代人の多くに見られる症状です。

では、まずは巻き肩を引き起こす原因からご紹介します。

巻き肩の原因

ほとんどの巻き肩は猫背が原因になっていることが多いのです。

背中の丸みだけでなく、

背骨の土台となっている骨盤が後ろに傾く

という症状が同時に起こっているので、

猫背に伴い肩甲骨が外へ外へ・・と開いていき、

首が前方に出てしまうことから徐々に巻き肩へと症状が悪化してしまいます。

まずは、巻き肩になる3つの原因をご紹介します。

1.パソコンを使ったデスクワーク

キーボード操作のため指だけを長時間動かす動作及び

PC画面を凝視し続けることで頭部のみが前方に出てしまいます。

2.スマートフォンの操作

スマートフォンを長時間覗き込む、指先だけの操作により

肩が前方に巻き込まれると、巻き肩の原因になると言われています。

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3.姿勢の悪い状態

椅子に浅く腰掛け背もたれによりかかる状態を続けることで、

骨盤が後ろに傾いてしまいます。

また、横向きで寝続けることで

体の軸が前方に傾き、肩が前方に巻き込まれやすくなるので、注意が必要です。

巻き肩の症状とは?

巻き肩の原因が整理できましたので、次は症状についてご紹介します。

1つでも当てはまるものがある方は、注意が必要です。

・肩こり

肩の位置が正常な位置から歪んでいるので、ひどい肩こりに悩む方が多いです。

肩甲骨が前や上にスライドし、大胸筋や小胸筋などの筋肉が凝り固まってしまう症状です。

・首こりや頭痛

頸椎のカーブが歪み、首こりを起こす方も多いようです。

首こりの症状がひどい方は頭部への血流が悪くなるため、頭痛も起こしやすくなります。

・四十肩・五十肩

肩が前に出ていると腕を上げる動作が困難になってくるため、

加齢と共に四十肩や五十肩のリスクが高くなります。

・息苦しい、だるい

大胸筋や小胸筋などの筋肉が凝り固まっていること、

肩の骨が前に出ていることが原因で、

胸を大きく広げるのが難しいので、大きく深い呼吸ができません。

常に浅い呼吸をしているため、慢性的な酸素不足による息苦しさや怠さを感じます。

・姿勢の悪さ

巻き肩は慢性的な姿勢の悪さが大きな原因でもあるので、

常に疲労感があるように見られる方は要注意です。

治し方とストレッチ方法

巻き肩の症状を緩和したり改善するためには、

「姿勢の改善」と「スマートフォンの使い方の改善」が大切になってきます。

いくら療術業界で治療をしても、日々のストレッチで姿勢を改善しても、

スマートフォンの使い方が変わらなければ、すぐに再発してしまうからです。

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では、巻き肩の症状を緩和できる手軽なストレッチを3つご紹介します。

 1.大胸筋を伸ばすストレッチ

①バスタオル(またはスポーツタオル)を1枚用意します。

②体の前でタオルを逆手にして持ちます。

(その際、肩幅よりも少し広く持つのがポイントです)

③タオルを持ったままバンザイをするように両手を上げます。

バンザイをキープしたまま頭部よりも両手が後ろにくるようにし、30秒キープします。

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2.肩甲骨を鍛えるストレッチ

①バスタオル(またはスポーツタオル)を1枚用意します。

②体の前でタオルを順手で持ちます。(これも、肩幅よりも少し広く持つのがポイント!!)

③胸元からタオルを斜め45°に引き上げ、そのまま胸元に引き下げます。

肘が胸元から下がらないように5回程上下させます。

 3.ゴルフボールで胸筋ほぐし

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①ゴルフボールを1個用意します。

②鎖骨下にゴルフボールを置きます。

③反対側の手の平でゴルフボールを押さえるようにしながら、

小さな円を描くように30秒~120秒転がします。反対側も同様に行います。

・・・ストレッチも重要ですが、

みなさんが普段使う「スマホ」についても気を付ける必要があります。

ここでは、スマートフォンの使い方・改善法も2つご紹介します。

①操作は顔の高さで

巻き肩の症状がある方のほとんどは、

スマートフォンを胸元から下で使用していることが多いようです。

肩の巻き込みと首の歪みを防ぐため、

スマートフォンは顔の高さまで上げて使うようにします。

自然と胸が張るので、頸椎も歪みにくくなります。

②睡眠前に使わない

副交感神経を優位にし、穏やかな睡眠をもたらすためにも、

就寝2時間前からスマートフォンを見ないように心がけましょう。

・・・これにより、寝る前のダラダラとしたスマホの時間を減らし、

交感神経を興奮させ、自律神経を乱さないようにすることができます。

自律神経の働きを正常に保つことは、現代社会で健康的に暮らすには

大きなカギとなってくるので、そのためにも「寝る前のスマホ」はやめましょう。

まとめ

スマートフォンユーザーならどなたでも陥る可能性がある現代病とも言える巻き肩。

・・・自覚症状がない方も、ご紹介したストレッチを

1つだけでもお試しになってはいかがでしょうか?

きっと、体がふわりと軽くなる感覚があると思います。

健康増進・予防のためにも、日頃の姿勢やスマートフォンの使い方に気を付けるだけで、

随分と症状の出方が変わってきますので、

これを機にスマートフォンとのつき合い方を見つめ直すのも良いかもしれませんね。

 

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