月の満ち欠けを利用した「ムーンダイエット」ってご存知ですか?
これは、満月から新月へと移り変わる月の周期を利用して、
食事を工夫することでダイエットする方法です。
ちょっとオカルトチックな話に聞こえますが、
これは実際に効果があるとされており、注目を集めつつあるのも事実です。
・・・今回は、そんなムーンダイエットについて詳しく見ていきましょう。
ムーンダイエットとは?
月ははるか昔から地球へ大きな影響を与えてきました。
海の満ち引きだけでなく地球に住む生物に対してもです。
人間の体の70%は水です。
その水に対しても月が影響を与えるのではと昔から考えられてきました。
そして、それをダイエットに応用できないかと考えられたものが
ムーンダイエットです。
特に、女性の生理周期は約28日。
月の満ち欠け周期27.3日と近いので、女性は月の影響を受けやすいと言われています。
満月から新月へ、そしてまた満月に向かう周期に合わせてダイエットを行うことで、
無理なく合理的に痩せていくというのがムーンダイエットの考え方なんです。
これはドイツのビューティエキスパートである
ガブリエラ・ユストさんによって提唱され、
それが海外セレブの間で受け入れられて一気に広まりました。
新月から満月に向かって月が満ちていく時期を「満月チャージ期」、
新月から満月に向かって月が欠けていく時期を「新月デトックス期」
という2つに分け、それぞれの時期によって
変化する体調に合わせた食事を摂取するという方法です。
満月チャージ期は吸収の時期であり、
体にいろいろなものをため込みやすく、
新月デトックス期は毒素排出、浄化を行う時期とされています。
・・・この作用を上手に使うことでダイエットの成功率が飛躍的に高まるとされています。
ムーンダイエットの方法は?
ムーンダイエットを開始するなら新月から始めるのがベストです。
(新月は新しい物事を始めるのにふさわしい時期とされています)
●満月チャージ期(新月から満月まで)
ここでは体が吸収を行いやすいため、太りやすくなります。
炭水化物、糖質を控え、タンパク質とビタミン、ミネラルを
豊富に含んだ食事を心がけましょう。カロリーの高いものも厳禁です。
脂質は不飽和脂肪酸を多く含むもの(亜麻仁油、荏胡麻油、アボカドなど)、
ココナッツオイルを意識的に摂取しましょう。
また、筋肉を増やすのに適切な時期になりますから、
強めの筋トレを多く行うようにします。
女性は男性ホルモンが少ないため、筋トレを多く行ってもムキムキになることはありません。
女性の場合は、それよりも筋肉量を増やして代謝率を上げることを心がけるようにします。
(有酸素運動は長時間行わないようにしましょう)
◆お勧めの食材
海藻、ニラ、ブロッコリー、カリフラワー、
ゴボウ、ニンジン、きのこ類、肉類は脂質の少ないもの
(鶏むね肉、マグロ、カツオ、豚や牛は脂身を取ること)
・・・比較的ヘルシーなものを積極的に取り入れると良さそうですね♪
特に、満月の日は吸収が最大になりますので、カロリーの高いものは控えて下さい。
新月デトックス期(満月から新月まで)
体内の毒素排出が行われやすくなりますので、痩せるタイミングとなります。
脂肪だけでなく筋肉までも落ちやすいので注意しましょう。
運動のメニューは有酸素運動が中心となります。
筋トレは筋肉を落とさない程度の負荷で行うようにします。
そのあとに糖質や炭水化物を含む食事を摂取します。
(取り過ぎないよう、カロリーはアンダーになるようにしてください。)
また、水分を多く摂取することで、体内毒素の排出を促してくれます!
◆お勧めの食材
お米、じゃがいも、アスパラガス、なす、レタス、
白菜、大豆、かぼちゃ、パセリ、しょうが、たまねぎ・・・
・・・といった感じで、新月デトックス期には、
食物繊維を多く含み、水分量も多いものを選びます。
特に、新月の日は浄化作用が最大になりますので、断食に最適です。
半日~終日の断食を行い、水分を多く摂取すれば
一気に毒素を体外へ放出できますよ♪
(水分は体内のミネラルバランスを壊さない程度にしましょう。
普段飲み慣れていない人は二リットルを超えないように)
まとめ
ムーンダイエットはバイオリズムを利用した方法の一種です。
他のものよりも体のリズムを重視して行いますので、
うまく利用すれば高いダイエット効果が期待できますが、基本的な部分を忘れずに。
一日の摂取カロリーを抑え、消費カロリーを多くすることが大前提です。
それに合わせてムーンダイエットを利用すればより早い効果を実感できるでしょう。